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稲作の手順6月~10月

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田植えのあとはこまめな水の管理と雑草・害虫対策が続きますが、
6月の終わりごろになると「中干し」といって
いったん完全に水を抜いて田んぼを乾かします。
これによって微生物から発生した土中の悪いガスを抜いてしまい、
同時に土が乾燥することで新鮮な空気が入ってきます。
そうすると稲の根が土中深くまでしっかり伸びてくれます。

7月になるとそろそろ稲穂が出てくるのですが、
このころが稲作では最も大事な時期になっています。
豊作になるかどうかの分かれ目です。
このころ低温が続いたりすると、稲穂は十分育ってくれません。
冷害ということになります。

さて、稲穂が十分実ったらいよいよ稲刈りですね。10月ごろになります。
コンバインを使えば、稲刈りと同時に脱穀もしてくれます。
脱穀というのは稲穂から籾(もみ)だけをとってしまうことですね。

稲刈りが終わったら、籾を乾燥させます。
昔、私の田舎の田んぼでは、刈取り後の稲が、
木材を組んで作った物干し竿ならぬ「稲干し竿」にずらっとぶら下げて
干してありましたね。懐かしい光景です。

籾が乾燥したら「籾すり」をして籾の殻をとってしまって玄米の出来上がりです。

玄米を「精米」して米ぬかをとってしまうと「白米」になります。
皆さんがいつも食べているお米はこの白米でしょうね。
玄米が体にはいいのですけど、硬かったりしますので。

ちなみに、米どころではお米を籾のまま備蓄する
「カントリーエレベーター」というものがあります。
カントリーエレベーターで、温度管理をしつつ籾のまま保管すれば
品質を長く保つことができます。

そうしてカントリーエレベーターから必要に応じて出荷することになります。

参考:おいしい国・庄内

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