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郵便局はどうなるの?

郵政民営化が実施されますけど、郵便局はどうなってしまうのか。

郵政民営化の流れを見てみますね。

戦後長い間、郵便の仕事は郵政省という役所が管理していました。
ところが国の無駄遣いを節約するために、
2001年に中央省庁の再編が実施されたんですね。
小泉純一郎さんの前の森喜朗(もりよしろう)さんが総理大臣のときです。
簡単に言うと「なんとか省」とか「なんとか庁」という役所を
減らしちゃったわけです。

その時に郵政省は他の省庁とくっついて「総務省」というものになります。
そして郵政省のやっていたお仕事は総務省の郵政事業庁が引き継ぎました。
でもこの時点では郵政事業はまだ国のお仕事ですね。

その後、小泉純一郎さんが総理大臣になって、
郵政民営化を推し進めていきます。
小泉さんの掲げる「構造改革」の大事な一環として進められます。

2003年には郵政事業庁がなくなって
「日本郵政公社」が設立され、郵政事業を引き継ぎました。
ちょっとだけ、国から距離をとった感じですね。

そして日本郵政公社を経て、2007年に完全に郵政民営化されます。
日本郵政公社は普通の会社に変身するというわけですが、
ただ変身するんじゃなくて4つに分かれてしまいます。

ひとつは「郵便局株式会社」。
つまりこれまで皆さんが郵便局と思っていたものは
郵便局株式会社が経営することになります。
郵便局株式会社の仕事は、窓口でお客さんの相手をすることですね。

次に「郵便事業株式会社」。
この会社が郵便物を集めたり配達したりします。

それから「株式会社ゆうちょ銀行」。
これは郵便貯金として皆さんから預かったお金を管理する会社です。

最後に「株式会社かんぽ生命保険」。
簡易保険の仕事を引き継ぐ会社ですね。

会社は4つに分かれるのですが、お客さんの相手をするのは
郵便局株式会社だけです。
つまりその他の3つの会社はお客さんの相手を
郵便局株式会社にお願いする形になります。

だから会社が4つに分かれるとしても、皆さんは郵便局に行けば
これまでと同じようにサービスを利用できるということですね。
「貯金のために、ゆうちょ銀行に行かなきゃ」
「保険に入るために、かんぽ生命保険に行かなきゃ」
なんてしなくていいということですよ。

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