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日本の郵便っていつから?

これまでは外国の話ばかりでしたね。
日本はそのころ縄文時代で土器とか石器とか作っていましたという話でした。

では日本ではいつごろ郵便制度が作られたのか?

「大化の改新」って、知ってますよね? 6年生なら。
中大兄皇子と中臣鎌足が始めた政治の改革です。
西暦645年から始まったのでしたね。

どんな改革かといいますと、隣の大国、唐(とう)の・・・
あ、唐ってわかりますか? そのころの中国の名前です。
中国ってコロコロ名前が変わりますので要チェックですよ。
さて、中大兄皇子と中臣鎌足は、その唐の政治制度(律令制)を手本にして、
日本に天皇中心の政治の仕組みを作ろうとしたのですね。

そのときに唐の郵便制度も取り入れると決めたんです。

646年に発表された「改新の詔」の第2条に、
「駅馬(はゆま、えきば)を設置」
と書かれています。

街道沿いに一定間隔で「駅」を設けてそこに馬を常備します。
そして朝廷からの命令や、地方からの情報を持った役人が、
この馬を乗り継いでメッセージを届けるというわけですね。
朝廷から地方へ。地方から朝廷へ。情報が行ったり来たり。
これを「駅伝制度」と言ったりもします。

ということで、日本で初めて作られた郵便制度も
政治での必要から作られたのであって、一般の人々が使えるものではなかったんですね。
結局、外国でも日本でも、支配者が使うために郵便制度は作られたんです。

ちなみに、「駅」というと今では鉄道の駅しか思い浮かびませんけど、
もともとは「早馬」を意味していたようです。
「駅」は場所ではなく馬のことだった!

だから「駅馬」の読み仮名として「はゆま」とあててあるんですね。
「はやうま」がなまって「はゆま」になったということだそうです。

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入試に出る郵便制度のお話