シャア専用カードを使いこなすために。シャア・アズナブルの経歴をトレース。
シャアになるまで
ご存知の通りシャアはもともとシャアではありません。
宇宙世紀0059年にジオン・ズム・ダイクンの息子として生まれます。
ジオン・ズム・ダイクンとはスペースノイドの自治独立を唱え
彼らの希望を一身に集めて、ジオン共和国最初の首相になった人物です
ということでシャア・アズナブルの本名はキャスバル・レム・ダイクンといいます。
ちなみに妹はアルテイシア・ソム・ダイクン、有名なセイラさんですね。
キャスバルは首相の息子ではありますし、幼い頃から聡明だったのでしょうから
未来を嘱望されていたわけですが・・・
事態は彼ら兄妹にとって過酷なものへと変わっていきます。
父であるジオン・ズム・ダイクンの急死。
これは政敵でもあるデギン・ソド・ザビらによる謀殺といわれています。
デギンがジオン共和国を「ジオン公国」に改めてその実験を握ると
キャスバル・アルテイシア兄妹はその居場所を失いました。
それだけでなく、命の危険にさらされていることも明らかです。
彼らはジンバ・ラル(ランバ・ラルの父親)に助けられて地球に逃れ、南欧のマス家の養子になります。
そこでキャスバルは名をエドワウ・マスに、アルテイシアはセイラ・マスに改めます。
まだ、シャアではありません。
シャア・アズナブル誕生
エドワウことキャスバルは、宇宙世紀0074年にサイド3、ジオン公国に潜入します。
そこでエドワウからさらに名前を変え、「シャア・アズナブル」と名乗るようになります。
これはジオンの士官学校へ入学するための方策だったようですが、
一説によると「シャア・アズナブル」なる人物はキャスバルとは別に元々存在していたようです。
キャスバルと「シャア」は見た目がそっくりで、
しかも「シャア」は士官学校へ入学する予定になっていた。
それでキャスバルは「シャア」と入れ替り、以後はシャア・アズナブルとして生きることになります。
元々の「シャア・アズナブル」はキャスバルと間違えられてキシリア・ザビらに暗殺されたようです。
経緯はともかくとして、ここにおいて我々の知るシャア・アズナブルは誕生したことになります。
士官学校においてはザビ家の四男、ガルマに接近してこれと親交を結びます。
当然、シャアの腹の中では単なる親交ではなかったのですが・・・
シャアは士官学校を次席で卒業(首席はガルマ)、ジオン軍に入隊します。
赤い彗星誕生
そして一年戦争勃発。
デギン・ザビによる地球連邦政府への独立戦争宣戦布告です。
その緒戦のルウム戦役において、シャアは真っ赤に塗装したザクU一機で、
なんと5隻もの戦艦を沈めます。
以来、連邦軍の兵士からは「赤い彗星」として恐れられることになります。
ここで初めて「シャア専用」が登場するわけなんですけど、
緒戦から自分の乗機を真っ赤に塗るなんて、よほど自分の腕に自信があったのですね。
このときシャアはまだ20歳なのですが、少佐に昇進します。
連邦の白い悪魔
宇宙世紀0079年9月、シャア・アズナブルは運命の対面を果たします。
サイド7でのアムロ・レイとの初対決ですね。
連邦軍が新型のモビルスーツを開発しているという情報に基づいて
シャアはサイド7に向かったわけですが、その新型もビルスーツ「ガンダム」に
シャアは驚愕したようです。
「見せてもらおうか。見せてもらおうか、連邦のMSの性能とやらを」
という余裕の台詞が、
「連邦軍のモビルスーツは化物か」
に変わってしまいます。
その後何度もガンダム+ホワイトベースと交戦していますが、
その度に、ガンダムの性能と次第に開花するアムロの能力に苦汁を飲まされることになります。
シャアはホワイトベースを追って地球に降下しますが、
そこでホワイトベースの戦力を利用して「親友」の振りをしていたガルマ・ザビを謀殺します。
ギレン「私の弟、諸君らの愛してくれたガルマは死んだ! 何故だ!?」
シャア「・・・坊やだからさ」
いくらガルマに好意を持つようになっていたとしても、父親を殺したザビ家への復讐は
忘れていない我らが赤い彗星でした。
シャアの謀略は露見しませんでしたが、ガルマを守れなかったということでドズル・ザビは激怒、
シャア・アズナブルを宇宙攻撃軍から追い出してしまいます。
行き場を失ったシャアを拾ったのがザビ家の長女、キシリア。
彼女はシャアがキャスバルであると気づいていたのか否か・・・
私にも敵の動きが見えるぞ
その後シャアは大佐まで昇進します。
地球では連邦軍の本部、ジャブローへの入り口を掴み、ジオン軍による総攻撃を導きます。
自らも例によって赤く塗ったズゴックに登場してジャブローに進入します。
このときの、シャア専用ズゴックの爪が量産型もビルスーツ・ジムのコックピットを貫くシーンは
衝撃的でしたが、しかしガンダムにズゴックの腕を切り落とされてシャアは撤退します。
その後はホワイトベースを追って再び宇宙が舞台となります。
シャアはやっとガンダムと同等な性能を持つゲルググを手に入れますが
そのころにはアムロのニュータイプ能力が異常なまでに発達しています。
ガンダムではなくアムロ自体が「化物」になってきたというわけです。
シャアはアムロと戦うたびに敗れることになります。テキサスコロニーで交戦して撤退。
さらにはエルメスを駆るニュータイプ、ララァ・スンと共に出撃しますが、
ララァはシャアをかばってガンダムのビームサーベルに貫かれてしまいます。
これが余程ショックだったのか。
ア・バオア・クーでの決戦時にはシャアのニュータイプ能力も開花するようです。
「私にも敵の動きが見えるぞ」
ジオン軍の最終兵器「ジオング」をもって、シャアはガンダムと相打ちになります。
爆発に巻き込まれ、アムロと離れ離れになったシャアは
キシリアをバズーカで狙撃して、自らの復讐を完遂します。
そしてア・バオア・クーを脱出、その後は・・・