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完璧になるまで繰り返す

何事も、完璧主義というのは失敗の元です。人間に完璧などというのはありえないから。

しかし、こと問題集ということになりますと話は別です。

パレート効率という言葉がありますね。80:20の法則ともいわれるものです。数的には全体の2割のものが、効用で見た場合8割を占める、というものです。

たとえば、世界全体の経済を見てもそうなっています。人口において2割程度の先進国が、世界のGDPの8割を占めています。

受験勉強にも同じことが言えまして、ある人が高校で習う学習内容は非常に幅広いもので量的にも多いと思うのですけど、その中の2割の知識が、試験問題の8割を占める、というわけですね。そしてここで冒頭の話に戻りますと、この2割をまとめたのが問題集ということになります。

まあ実際は2割ちょうどということはなく、厚いものもあれば薄いものもありますのでいくらか幅があるでしょうけど、出題頻度の高いものがまとめられていることは間違いないわけです。ですので、問題集をやる場合はこれを完璧にすることを目指すのがいいんです。

では、完璧にする、というのはどういうことでしょうか?

これは単純です。その問題と回答の意味を理解した上で、すべての問題に即答できる状態になるまで繰り返すということになります。何回やればいいかは人によって違うとは思いますが・・・・・・

こんな話があります。

「先生! この問題集何回やっても覚えられないんだけど・・・」
「何回やったんですか?」
「3回もやったのに! やっぱり記憶力ないのかな?」

ちがいます。3回程度で問題集の内容を完璧に暗記できたら記憶力が異常です。3回では少ない! 量が多目の問題集ですと、7回8回は当然やらなければならないでしょう。ものによっては10回以上繰り返さなければならないでしょう。

あいつは記憶力よくていいよな、自分なんか・・・なんて思っている場合じゃありません。記憶力がいいように見える人は、実はこの単純作業をしているだけなんです。記憶力が悪いと思っている人は、実は繰り返しが足りないだけ、というケースが圧倒的に多いんです。