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詰め込み教育が生み出す「ゆとり」

詰め込み教育は可能な限りやっていく方が良いように思えます。
なぜなら、既に丸暗記が苦手になってしまった大人からみて
「無理だろう」
と思えるようなことでも、子供なら憶えてしまうからです。

しかも単純に、集中して繰り返すだけで憶えてしまいます。
これができる子供のうちにやっておかないと明らかに損です。
(記憶術が必要になるのはある程度年を食ってからです)

意味なんてわからなくても憶えるというのが大事です。
さんざん憶えて、その上で、自分の人生で意味について確認する。
「あ、このことだったのか!」
というやつです。
これこそが自分の実体験に基づいた、独自の思想形成に役立つといえます。

ところで、詰め込み教育が生み出す「ゆとり」についてですが、
詰め込み可能なときに詰め込んでおけば、
あとで真の意味での「精神的ゆとり」ができるということです。

新しい問題に出会ったとしても、
既に頭の中にはそれを扱うための道具が豊富にそろっているのですから。
あとはその道具の使い方に習熟していけばいいわけですし、
道具と道具の新たな組み合わせや使い方などは、
自分のクリエイティヴィティの見せ所になります。
詰め込みの過程で体得した、「記憶のコツ」も貴重なものです。
これは子供の自信につながります。

しかるに「ゆとり教育」は、いきなり体験的学習を、と言ってしまったのです。
道具も持たせずに素手で家を作ってみろというのと似ています。
子供は途方にくれてしまいます。