世界

現代に生きる我々は、科学を唯一絶対の認識手段としてしまったために、世界のほんの一部しか見ることができず、その小さな世界観から組み立てられた窮屈な人生観の中で苦しみながら生き、死という絶対的絶望に向かわざるを得ない状況に置かれています。しかし釈尊ははるか2500年前に教えてくれたのです。世界はそんなものじゃないんですよ、と。

釈尊は多次元的に世界を見ただけでなく、時間的にもはるかにさかのぼって見たようですね。今風に言えば過去生をどんどんさかのぼっていったわけです。どれくらいさかのぼったのでしょう?100年?1000年?いやいや・・・・仏教の時間の単位に「劫(こう・カルパ)」というのがありますが、1劫というのはだいたい宇宙の寿命と同じくらいなんだそうです。釈尊のいた当時の修行者というのは凄まじく、瞑想によって何劫も過去をさかのぼる仙人みたいな人も結構いたようです。そして釈尊はそれら仙人の体験を飛び越えてしまったのですから・・・・・。想像できますか?我々は宇宙の寿命の何千何万倍もの長きに渡って輪廻転生を繰り返しているなんて。科学の見ている世界のいかに小さいことか。

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